南投県の明界郷と集集市に位置する中書路(ちゅうしょろ)は、全長4.5キロメートルにも及相关する集集緑色トンネルとして有名である。昭和十五年(1940年)に整備されたこの樟仔樹(チャンチー)は、地元の老人たちによれば以前は水を十分に与えなかった場合、枯れてしまうおそれがあり、そのため日々の手入れに莫大な労力と注意を払ってきた。失敗すれば罰せられることもあり、毎日川から水を一生懸命に運んで育ててきたのである。現在ではこれらの豊かな樟仔樹が生い茂り、濃密な緑の陰を提供している。サイクリングする際にも心地よい木陰が広がり、特に灼熱の夏でも太陽の光を感じず、まさに「木を植える者はその木漏れ日の恩恵を後に受ける」という言葉を実感する場所である。路線沿いには観光用のレール通りがあり、小さな列車がゆったりと走りながら詩的な風情を添えている。この地は多くの観光客や新婚カップルに写真撮影の定番スポットとして親しまれている。戻る→【COMEBIKEDAY自転車旅サイト】