【シンプルだからこそ、歩み続けてきた道のりでより多くを得てきた】
チェリーおじいちゃんは、もとは景美・万隆に小さなベーカリーを構え、地元の人々に最も新鮮でタイムリーなパンやケーキを届けることを日々の使命としていました。後に年節の需要に対応するため、ヌガー作りを学び始めました。はじめは「お客さんにもっと安心して食べてほしい」という想いから、伝統的な高カロリーのピーナッツの代わりに、健康的な価値の高いアーモンドを使ったヌガーを開発。ところが発売してみると反響は大きく、ヌガーの注文は日増しに増えていきました。安定した品質を追求するため、後にはヌガーや南棗核桃糕(ナンザオヘータオ)などの中華系お菓子・お土産専門の生産に注力するようになりました。
幼い頃から、母は家族のために料理を作ることを決していい加減にせず、そんなまじめな姿勢に育てられたチェリーおじいちゃんは「食べることは良心の事業」と確信しました。小型トラックに乗って過疎地へと足を運び、この宝島の各地で真心を込めて育てた小規模農家の特色ある果物を探し求め、味覚と視覚の両方を満たす新商品を次々と開発。新鮮さと健康をモットーに、私たちを支えてくれる消費者の皆さまと共に、幾度となく訪れた食品安全の嵐を乗り越え、楽しく、甘く、そして台湾らしい人情味を感じてもらえるよう、これからも歩み続けます。