湖井頭は烈嶼の西北部に位置し、厦门からわずか5000メートルの距離にある。戦時中の心理戦放送基地は、金門東北の麻頭角(マシュアン)や西北の崗鶴頭(コウケツズウ)、大膽挙(ダタンドウ)とともに、湖井頭もその一つだった。1988年には『湖井頭戦史博物館』が完成している。外観は要塞のようにデザインされ、古代調の城壁と銅釘を打ち込んだ赤門を備えている。敷地内には重砲や57mm対戦車砲、機関銃などの様々な兵器が展示されており、強固な軍事感を漂わせている。
博物館内の展示は、情報サービスステーション、烈嶼連隊の戦闘成果、鉄人の英雄像、金門防衛の日々、兵士たちの物語「彼らの声を聞く」、観察体験ゾーンなどのセクションが含まれている。館内には戦時中に指揮官たちが交わした手紙、訪問写真、炮戦時の各種装備・兵器のデータ、実際に使用された砲弾の展示品、音視覚資料、それに関連する見学施設などが保存されている。ツアーのガイド付き見学は9時50分、10時40分、14時00分、14時50分の4回実施。
音視覚ツアー:
◾️ 映画タイトル:鉄人の英雄像
◾️ 映画時間:合計7本、35分間、自由席で視聴可能。