アクー尾道は、独自の静寂に包まれた休日スポットです。南方・馬祖には二つの素晴らしい歩道が山を横断しており、一つは金砂と仁愛の村を結ぶ「金仁步道」で、天板から鉄布を経由し、金砂へと延伸しています。この地点からは金砂集落全体の素晴らしい景色や夕焼けが見渡せます。木製の遊歩道を歩くと、まるで山城のような金砂の景観が広がるでしょう。特に夕方になると、黄金色の光がミンドンスタイルの屋根構造に優しく降り注ぎ、美しい風景が目の前に広がります。もう一つは「馬空步道」で、金砂水庫から出発し、聖天園を経ながら馬祖村へと続くコースです。道を歩いていると、心を癒す広がる海と、春には道沿いのツツジが色とりどりに咲き誇り、夏から秋口まで赤く燃える彼岸花(ヒゲサクラ)が道行く人を歓迎します。それぞれの季節に特有の景色が広がるため、ハイキングや散歩に大変適しています。
これらの金仁および馬空の道はもともと兵器車がアクセスしやすくするために建設された軍用の未舗装道路でした。建設当時は建材が不足していましたが、セメントや他の資材がない中、戦車や軍用車両を通過させるために中央に並行した二本の細長い溝状の通路を設置していました。現在では島内の大半の未舗装道路がセメント舗装で整備されたとはいえ、これらの歩道はその頃の道路特徴をほぼそのままで保っています。