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滬尾マッカイ医館

2023-06-29
886-2-26292515
新北市淡水區馬偕街6號
新北市淡水區馬偕街6號
滬尾偕医館は、新北市の市定古跡の一つであり、台湾北部初の西洋式病院でもあります。マッカイ博士がここで伝道と医療を行っていたことから、当時の病院器具や博士の略歴、衣類、日用品、教会関係用品などが展示されており、その中には海外から持ち込まれ、博士の家に100年以上飾られていたオルガンや、マッカイ家の人々が着用したチャイナ服なども含まれます。マッカイ博士の生涯と当時の医療環境を知ることができます。1879年、同姓のマッカイ夫人が亡き夫であるマッカイ船長を偲び、またマッカイ博士の無私の奉仕精神に感謝して、資金を寄付し滬尾偕医館を建設しました。建築様式は中国式の傾斜屋根を採用し、闽南式住宅に西洋式の窓枠デザインを組み合わせ、内部には暖炉も設置され、当時の西洋人にとって必要な家庭設備の一つでした。こんな質素な建物の中で、世界初の「肺吸虫」が発見された医療機関だったとは想像もつきません。現在、滬尾偕医館は修復され、内部ではマッカイ博士の業績を展示するほか、マッカイカフェも併設され、古跡空間が再利用されています。滬尾偕医館はマッカイ自身が設計し、建物は闽南式民家でありながら西洋風の門窓を融合させ、趣きがあります。川辺に面して門庭がないため、形式上は逆三合院の配置を採用しており、現在も建設当時の姿を保ち、館内にはマッカイ博士が医療を行っていた際の医療器具も残されています。観光の際は、事前に電話(886-2-2692515)で台湾基督長老教会・淡水教会に予約のうえ、ご参観ください。
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