淡江大学海事博物館は淡江大学キャンパス内に位置し、敷地面積2,134平方メートル、5階建ての船型建物です。海事博物館では、古今東西の各種艦船模型を展示しており、15世紀から17世紀の大航海時代から未来の超伝導体電磁推進による各国の船模型まで、合計60隻以上が所蔵されています。館内のすべての艦船模型は、原型の構造に基づいた縮尺で手作業により製作されています。もとは淡江大学の商船学館であり、民国79年に現在の海事博物館に改装され、一般に無料で開放されました。国内初の海事博物館です。館内では、聖マリア号、鄭和の宝船、タイタニック号、ニミッツ級航空母艦などの模型が展示されており、シミュレーション機関室や操舵室も設置されています。また、表面積3,200平方インチ、2万もの地名が記された地球儀もあり、豊富な航海情報を提供しています。