大同山の標高は237メートルで、大棟山から東南へ伸びる稜線上の丘に位置し、山佳駅の真北にあり、樹林区の裏庭とも称されています。大同山の登山歩道は階段、自然の山道、舗装された歩道で構成されており、3つの主要ルートがあり、最終的には青龍嶺で合流します。そのうち2つの登山口は樹林駅や山佳駅から近く、台湾鉄道を利用して登山することができます。歩道沿いは木陰が密で、緩やかな上り下りが続き、山頂の展望台からはニュータイペイとタイペイの都会の全景を一望できます。大同山展望台大同山の山頂には展望台と休憩所があり、天気が良い日にはニュータイペイとタイペイの壮大なスカイラインや、遠く瑞芳の基隆山を眺めることができます。また、高速鉄道の列車が長い龍のように市街地を高速で通過するのも見ることができます。夕暮れ時には展望台でひと休みし、山風に吹かれながら涼しさを感じ、町の灯りが次々に灯るのを待つのも格別です。狗蹄山遺跡大同山はまた九茶山や狗蹄山とも呼ばれ、考古学者が山上で新石器時代の多くの陶器や石器を発見したことから、狗蹄山遺跡と命名されました。山の中腹には南寮福德宮や海明禅寺、王母廟などの寺社があり、登山者の休憩所となっており、特に福德宮にはコンクリート製のすべり台や冷たい鉱泉プールもあり、立ち寄る価値があります。