清水駅と旧山線泰安駅は同じ時期に建設され、両駅とも日治時代の昭和10年(西暦1935年)の大地震で震災後に再建されました。廊下の列柱も縮柱式で、清水駅の外壁は溝紋面タイルで装飾され、質素な美しさを呈しています。鉄道の後方に高層建築が無いため、視覚的景観は非常に広々としています。駅舎の待合室には両側に座椅が配置されており、鋳鉄製の椅子枠は曲線が滑らかで美しく、歴史ある駅にしか見ることのできない独特の風情があります。駅は台中市歴史建築十景に選ばれ、民国93年4月に歴史建築として公告されました。文字出典:台中市文化資産処