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新北市政府行政大樓は2003年3月24日に竣工・開庁した。地上33階、地下4階、高さ140.5メートルのテクノロジー・インテリジェントビルで、新北市民に質の高い効率的なサービスを提供することを目的としている。新北市政府ビルは、台湾鉄道・高速鉄道・MRTが一体となった板橋駅や、長距離バスターミナル・バス停と、新府路・新站路の地下通路で接続され、四方八方からアクセスしやすい。庁舎は職員に質の高いオフィス環境を提供するほか、託児所、レストラン、ベーカリー、展望レストラン、展望デッキなど多機能なサービス施設を備える。1階ロビーには公共空間としての展示デザインも設置されている。隣接する市民広場は緑豊かで、折々に民俗・文化公演が開かれ、市民が憩い散策できる共有空間となっており、国際化を目指す都市の建築・芸術作品を体感できる。新北市行政ビルは行政センターとしての役割のほか、災害対策・交通司令のハブとしても機能しており、市災害対策センターと交通管制センターは市庁舎9階に設置されている。交通管制センターは主要交差点を適切に管理し、信号表示でピーク時の交通流を調整し、渋滞を緩和する。災害対策センターは衛星回線・SNG回線で全市の救災状況・災害現場と連結し、災害状況を全面的に把握して最適な対応策を最初の瞬間に講じ、市民の生命・財産の安全を確保する。