1920年以降、現在の彰化県彰化市にある南郭国小周辺一帯は「南郭」と呼ばれています。当時は台中州彰化郡に属しており、最高責任者の称号は「郡守」でした。ここには16棟の官舍が建てられ、現在も県営住宅として使用されています。時代の流れとともに官舍群は次第に活用されなくなりましたが、南郭国小の児童・教師たちが保存・再生運動を起こし、2017年に7号棟・8号棟の管理運営を正式に引き受けました。ここで子どもたちは、歴史的建造物の多くの可能性を皆さんと一緒に探り、この場所にまつわる自分たちの物語を共有することを呼びかけています。