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水湳洞十三層遺跡

2022-12-05
886-2-24972250
新北市瑞芳區(約九份溪出海口兩岸)
水湳洞と陰陽海の近くに位置する旧台湾金属鉱業株式会社の製錬所――通称「十三層遺跡」は、かつて水湳洞・金瓜石・九份地区最大の選鉱施設だった。遠くから見ると、金・銀・銅を抽出していた製錬所は廃墟でありながらも荘厳な宮殿のように見え、2kmにわたる排煙道は山稜を蛇行し、山々の間に出没して神秘的な雰囲気を添える。独特の荒涼とした美しさを堪能するには、水湳洞駐車場から見上げる角度と、長仁コミュニティの展望台から横を眺める角度が最適だ。 十三層遺跡の物語 十三層遺跡、別名水湳洞製錬所は1933年(昭和8年)に建設され、日本統治時代に重要な選鉱・貴金属製錬施設として機能した。台湾の光復後、台湾金属鉱業株式会社が引き継ぎ、新たな製金工場を加え、施設を選鉱場と製錬工場に分けた。時が移ろい、かつて栄えた鉱業は衰退し、1987年に操業を停止、台電に移管された。 十三層を灯す――かつての栄華を再び 水湳洞製錬所は台湾の鉱業遺産においてかけがえのない存在だ。2019年9月、台電は国際的照明アーティストの周鍊と、注目の若手アーティストの何采柔とともに、パブリックアートプロジェクト「十三層を灯す」を実施した。金色の光に包まれた遺跡は、タイムトンネルをくぐったかのように、訪問者にかつての金城の華やかさを再び目撃させてくれる。夜景撮影を愛する者は、この光景を見逃してはならない。 ※ 点灯時間:毎日18:00~21:00(固定)
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