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もとは「阿里荖（アリラオ）」と呼ばれ、淡金（タンジン）公路沿いに位置し、十八王公（シーバゴンワン）廟から車で約10分の場所にある。港はもとは小型漁船やサンパンが停泊する小さな港だったが、現在は0.39ヘクタールの水面積と桟橋を有し、船筏の利用が可能である。ただし港内は非常に浅く、桟橋は平常時の作業用に留まっており、やや強い風浪が来ると漁船は隣接する富基（フージー）漁港へ避難する。陸上施設には上架場、給水所、貯油庫、標識灯桿などがある。 石門（シーメン）区草里（ツァオリー）漁港はリニューアルされ、釣り区域の整備、手すりの設置、救命ブイの追加に加え、親子でのナイトBBQも可能となった。波が穏やかで魚種も豊富にそろっており、クサダイ、マアジ、コハダ、フグなどが釣れ、最初の「転換推進漁港」に選定された。今後はコーヒーステーションを設ける計画で、釣りを楽しむ観光客がよりゆったりと休憩できるようにする。