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小白宮(新北市立淡水古蹟博物館)

2025-06-06
886-2-26282865
新北市淡水區真理街15號
清朝淡水税関長官旧邸、通称「小白楼(ショウバクロウ)は1862年に建てられ、百年以上の歴史を持つ。まるでスペイン風の白い外観からその名が付いた。旧「砲台(パオタイ)」と呼ばれた区域に位置し、淡水河口で二番目に高い地点にある。19世紀60年代、淡水が貿易港に開港すると、この一帯は外国人が商売・貿易・居住を行う中心地となり、多くの異国情緒あふる建築が建てられた。小白楼もその一つで、コロニアル様式に属する。コロニアル様式の特徴は、高めの基礎、四方を囲むアーケード状のベランダ(涼廊)、床から天井までの窓、煙突などである。地元では、外壁の色で西洋館に愛称を付ける習慣があり、清朝淡水税関長官旧邸は内外とも白く塗られていたため、親しみを込めて「小白楼」と呼ばれた。小白楼を訪れる際は、整然と並ぶ「半円アーチ回廊」が見どころ。陽光が差し込むと、白い建物は一段と優雅で清潔に見える。シンプルなスペイン風白漆喰回廊は、写真愛好家に大変人気で、結婚写真の撮影スポットとしてもトップクラスだ。庭園の展望台からは淡水河の景観を一望でき、室内では旧邸の歴史や昔の淡水地区の写真が展示されている。建物全体は白を基調にオレンジの屋根を配し、青い空に映える。円形回廊のデザインが、ロマンチックな雰囲気を添えている。
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