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梧棲朝元宮

2025-05-14
886-4-26562387
台中市梧棲區梧棲路140號
梧棲の初期住民は主に「討海」で生計を立てており、朝元宮大殿に掲げられた「永康四海」の匾額がその最良の写しと言えます。梧棲老街に位置する朝元宮は地元の人々から「媽祖宮」と敬称され、宮内に奉祀されている主神は民間では「媽祖婆」と呼ばれる天上の聖母であり、梧棲において媽祖婆への信仰は極めて重要です。初期の梧棲住民は漁業に始まり、中国との通商貿易や海洋の漁撈・近海養殖といった直接的な海上活動すべてにおいて、海上守護神である媽祖の加護を求め、風平浪静・一帆風順を願ってきました。朝元宮には現在「開基媽」の像が保存されており、これは中国福建省湄州祖廟天后宮から分靈されたものです。伝承によれば、盐务司爷林殷德が湄洲の寺を借り、聖像を梧棲に奉祀するよう恭請したとされ、その後、咸丰年間に梧棲西海岸に媽祖廟が建てられました。そこに迎えられた媽祖聖像は湄洲祖廟昇天洞の六尊開基媽祖の一つであるため、信者たちはこの聖像を「開基媽」と呼ぶようになったのです。
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