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宮殿式の木造レンガ造り建築である元清観（正式には国定文化財に指定）は、玉皇大帝を岳帝と称した史実にちなみ、通称「天公壇」と呼ばれる。台湾で唯一「觀」と冠し、玉皇上帝を祀る廟宇である。清朝乾隆二十八年（1763年）に福建省福州府から渡来した人々によって創建されたため、正門には巨大な扁額「溫陵福地」と懸かる。清朝光緒年間に大規模な改修が行われ、現存する元清観はその時代の建築水準を反映している。