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外垵

2025-10-22
886-6-9274400
外按村は西嶼郷の南部に位置し、北には内按村に隣接し、冬季季節風を防ぐ自然のバリアに恵まれています。西嶼郷で最も人口の多い集落であり、地形のため漁業に適しており、ほとんどの住民の主要な生計手段となっています。村民は主に道教を信仰しており、文王廟が精神的な中心地であり、文府千歳を祀っています。元宵節には、廟は亀粿の奉納や平安橋の渡りなどの行事の中心地となります。夜には、漁師たちが神の守りに感謝し、来年の豊漁を祈って外按漁港に集まります。1000隻を超える漁船が夜釣り灯で港を照らし、3日間連続で点灯される外按漁火は、元宵節特有の光景として多くの観光客を惹きつけます。外按漁港を一望するには、文王廟の南西の小高い丘にある外按三仙塔(別名西埔三仙塔)に登るとよいでしょう。崖沿いに立つこの厄除けの装飾的な石塔は、玄武岩の方形の台座と円錐形の石塔からなり、高さ約2メートル、直径1メートルで、各塔には玄武岩の塔額が施されています。外按には、澎湖の十大史蹟の一つである外按假砲という重要な史蹟もあります。第二次世界大戦中、日本軍はアメリカ軍の空爆を回避するため、この実物大のセメント製の偽砲を建設しました。台地の窪地に位置し、周囲の溝を通じて関連施設と接続されています。八角形の台座に2本の砲身を備え、台座幅5.35メートル、砲身長6.13メートル、砲身間隔3.16メートルという、当時としては珍しい軍事施設であり、外按の戦略的な立地と第二次世界大戦における役割を示しています。なお、馬公市南港区の五德に位置する五德假砲も、外按假砲や拱北假戦車と同時期に建設されたとされています。
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