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国際終戦平和記念園区

2023-05-22
886-2-24063270
新北市瑞芳區金瓜石祈堂路40號旁
国際戦争・平和記念公園は、もとは1942年から1945年まで日本軍が運営した金瓜石捕虜収容所である。台湾語では「Tok-phī-á-liâu(トクピアリャオ)」と呼ばれ、文字通りは「大きな鼻をした外人たちが住んだ兵舎」の意。収容所は最盛期にはイギリス、カナダ、オランダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、アメリカなど連合国からの千人以上の第二次世界大戦捕虜を収容していた。囚人たちは銅鉱山の強制労働に駆り出され、厳しい規律、薬の不足、慣れない環境が多くの命を奪った。彼らの苦難の記憶は、平和の尊さを今も語り継ぐ。1997年にドキュメンタリー「戦争の物語」が公開されると、生存者のジャック・エドワーズが旧戦友を率いて金瓜石に戻り、金瓜石捕虜記念協会は旧収容所跡(現在の銅山里社区公園)に記念碑の建立を働きかけた。1997年11月23日、厳かな追悼式が営まれた。11月14日は英連邦捕虜が到着した日として、毎年11月に記念行事が行われる。水金九(シェイジンジョウ)文化遺産ネットワークの創設により、同地は「国際戦争・平和記念公園」として計画され、歴史パネル、光の彫刻、再設計された記念碑が整備され、近隣の黄金博物館と双公園ランドマークを形成する。収容所の遺構は、元の門柱とわずかな壁面のみが残る。新北市観光旅遊局は「国際戦争・平和記念公園整備開発プロジェクト」を立ち上げ、第二次世界大戦収容所をテーマハブとして、景観をグレードアップし、図解入り歴史案内板、光のインスタレーション、地域の意象を融合させた中心記念碑を設置し、公園を独自の新アイコンへと変貌させた。市はさらに公園を慈祐宮、慈塘老街、人気の黄金博物館と連結し、双観光エリアを形成し、金瓜石の豊かな文化・歴史遺産を売りに、山側の集落を国際級の観光地へと変えている。
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