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菁桐炭鉱記念公園

2022-07-18
886-2-24951510
新北市平溪區菁桐街50號
新北市平溪菁桐車站上方にある菁桐煤礦紀念公園の中にある社事山は、もとは山ではありませんでした。石炭が洗選された後に分離された廃岩を何十年も積み上げてできた、いわば「炭礦の盛り土」あるいは「スラグの丘」です。今では観光名所となり、岩肌に掘られた坑口を見ることができ、かつて石壁から石炭を採掘し、巨大な傾斜坑道を通って運び出された様子を容易に想像できます。公園は緑に覆われ、絡み合う樹木の根は生きた壁画のようで、カメラが引きつけられる光景です。炭鉱公園を散策すると、まるで一世紀前の菁桐にタイムスリップしたような気分になります。菁桐石底炭坑は、最も長く営業し、生産量も最大規模だった炭鉱で、かつては台湾で最も質・量ともに優れた石炭を生産し、その産物は「台湾炭」と呼ばれました。日本統治時代の建物や設備が保存され、記念公園となっています。園内には、台湾の歴史建築百選にも選ばれた選炭場や、事務所跡、石底大傾斜坑道などがあり、かつての炭鉱のにぎわいと、一世紀前の菁桐の繁栄を偲ばせています。
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