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虎字碑

2025-09-25
886-2-24941601
新北市貢寮區草嶺古道
虎字碑(虎の石碑)は、台北市内と宜蘭県の境界に位置する草嶺古道上にあり、標高は約330メートルです。これは台湾府の台湾鎮総兵・劉明燈が建てたものです。碑が立てられた場所は年中強い風が吹き、旅人にとって脅威となっていたため、ここに「虎」の文字が刻まれ、「雲は龍に従い、風は虎に従う」という言葉を象徴させ、風の邪気を退けるようにしました。石碑を建立して邪気を押さえ、旅人にこの地域の強風に注意して通過するよう警告する役割も果たしています。 草嶺古道は、平地の先住民族によって雪山山脈の両側の平原間の交通を促進するために徐々に作られたものです。清朝時代、現在の新北市貢寮区には「三貂社」と呼ばれる平地先住民族の集落があり、1917年時点で人口は500人以上に達していました。この集落は当初、海岸部、特に川の河口付近に定住し、漁業で生計を立てていました。現在でも、この地域に平地先住民族の子孫が住んでいます。
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