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台湾の粽子（ちまき）職人たちは絶えずアイデアを凝らし、新しい味を生み出している。伝統的な笹の葉に加え、「パンダナスの葉」を使って包む店も登場し、独特の食感と香りを加えている。新庄にある「米工坊」はその手法が特徴だ。店主は何年も前から台東産の無農薬高級「池上もち米」を厳選し、主な原料に据えている。具材と半炊きのもち米をパンダナスで包み、蒸し上げると、ふっくら香ばしい一粒一粒が色・香り・味の三位一体を成し、まさに食の芸術。パンダナスは薬用植物で、端午の節句の頃にふんだんに花を咲かせ、伝統も味わいも同時に楽しめる。豚肉粽には豚肉、卵黄、椎茸、海老、落花生を入れ、パンダナスの香りが食欲をそそる。もう一つの看板「米工坊」豚肉粽は豚肉、干し椎茸の千切り、海老、沢庵を詰め、池上米と相性抜群で、一度食べたら忘れられない。端午の節句期間中はパンダナス豚肉粽が数量限定。事前に電話予約をお忘れなく。