三和夜市はもともと中央夜市と呼ばれ、捷運台北橋駅に近い場所にある。士林や師大などの観光夜市に比べて、こちらはより「ローカル色」が強く、地元の人が30年以上通い続ける人気の老舗が多数ひそんでいる。昼間は三重中央公有小売市場だが、夜になると三重で最もにぎやかな場所へと変貌し、髪飾りやアクセサリーから靴下、屋台料理まで軒を連ね、人と車がごちゃ混ざり、呼び込みの声が響き渡る。規模は非常に大きく、まさに本場の夜市の雰囲気が溢れている。食べ物の面では30年以上の歴史を持つ老舗が多く、アユンのワンタンスープに塩湯圓、万粒の肉団子、オイスターオムレツ、パパイヤミルクなど、地元民が小さい頃から食べ続ける名物ばかり。価格も橋を渡った台北市よりリーズナブルで、グルメ好きにはたまらない場所だ。特に有名なワンタンスープは豚の骨からとったスープに、セロリのみじん切りと赤いラッキョウを加え、コク深く仕上がっており、具材も丁寧に作られており、一口サイズで芳醇な香りが口いっぱいに広がる。(三和路2段・中央北路・重新路1段の交差点)