早春の頃、環山街からулライ水墜湖に至るウライ風景区内では、雲仙駅後方から瀑布公園に至る範囲いっぱいが見事に台湾山桜が開花し、見事に彩られています。毎年旧正月の後には観光客が山に立ち寄り、桜を楽しんだり温泉に浸かることもできます。環山街、瀑布公園、西祿安通りおよび行政庁道107号線に沿って歩けば、見事な開花の桜が見どころになります。最初に開花したのは深紅色の台湾山桜、次に薄いピンク色の染井吉野桜が咲き、その後にはロマンチックな淡紫の八重咲きカスミノハナモモが次から次へと美しさを見せていきます。ウライの台湾山桜はまたベルハナ(鳩ハナ)とも呼ばれ、1月から3月にかけて最も濃密で鮮やかな開花を見せます。開花時には木そのものが真っ赤に輝き、緑色がかった谷を赤く染め、ウライは台湾北部で最も見事な桜の名所となります。11月から2月にはウライ峡谷の岸辺に立ち、コジュケイの求愛の歌声を聴き、タイワンヒラキ、プルスミヤドリ、カワセミなどの特徴的な渓流鳥を見て楽しむこともできます。渓谷上空を旋回するハリハシカメノコに加えて、他にも台湾竹チク、ツグミ、台湾アカヤシオ、台湾コガラ、タカネズミ、タマシギ、イトヨリ、カモメ、オオハシドリ、カケスが生息しています。これらは自然に富んだ見事なオープンエア型教室となっています。