瑞芳区の双渓漁港は、かつて「番仔澳」と呼ばれ、双渓岬に位置し、広大な後背地と多くの岩礁海岸を有することから、磯釣りの名所として知られています。レジャー船釣りで台湾全島に有名であり、国内最多の漁船が集まっています。基隆島や北方三島(花瓶嶼、彭佳嶼、棉花嶼)の豊漁場へ向かう際にも、双渓漁港には経験豊富な船長が多数揃っています。
海釣りの楽園・双渓漁港は、独特の立地条件により台湾の磯釣り・船釣りの聖地として知られ、主な漁獲はシマアジ、銀モンクロ、白帯魚など。港沿いには人気の海鮮レストランが立ち並び、グルメ客が新鮮な海の幸を楽しんでいます。貸切船で海釣りの醍醐味を体験し、象鼻岩・鼻頭角軍事岩・水金九など、東北角の象徴的な景観や町を異なる角度から眺めるツアーが近年人気を集めています。
双渓漁港沿いに整備された全長310mの海天歩道展望デッキは、270度の大パノラマで海を一望でき、九份山城の美しい景観を眺めながら、可愛らしいシマアジオブジェと記念撮影も可能。歩道は双渓の隠れ人気スポットとして知られています。夜には美しい光の彫刻に変貌し、多彩な色彩が光の波を作り出し、漁火と絡み合い、金色の山城と共に輝くロマンチックな夜景は、都会の喧騒を忘れさせてくれます。