木工技術者が不足することなど木工業の存亡が危ぶまれる中、2014年に国立台北科技大学が豊原に「豊園北科大木創センター」(木創センターの略称)を設立し、3本の煙突を持つこの施設は豊園集落の象徴となり、豊原の木材加工、木工機械、塗装技術という3つの産業の特色を結び付け、国立台北科技大学は歴史的使命を再び担い、木工技術が手技を伝承し、工業技術を基盤とし、先進技術を発展させることで、豊原が100年の木工技術の歴史を基盤とした木工産業の活性化を目指し、台湾の木工産業の栄華を再現することを目指している。 このセンターは設立の目的を基に、以下の6つの主要任務がある。
(一)創造的な設計を行うための技術検討、小規模生産、展示を行う。
(二)「木工技術とデザイン実習キャンプ」を開催し、参加者の創造的な設計と木工産業を結び付ける。
(三)木工技術の研修施設を設け、起業家のための創造的な基盤を提供する。
(四)木工技術に関連する産業のニーズに応じて、熟練した技術者を育成する。
(五)産官学の資源を統合して新しい技術を開発し、木工産業の競争力を強化する。
(六)木工機械の性能を高め、優れた木工機械を開発する。