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チュウレイジンカイグ

2024-06-19
886-3-4523356
桃園市中壢區延平路198號
台湾における宗教の名所100ヶ所の中で第4位を獲得した「中坜仁海宮」は、清朝道光6年(1826年)に創建され、媽祖を主祭として現在まで約200年の歴史があります。創建当時、中坜・平鎮・楊梅の十三庄によって連名で建立され、最初は観世音菩薩を安置していましたが、のちに妈祖娘娘を新たに祀っております。現在まで5回にわたる大規模な改修を経ており、中坜最古の廟として知られています。新街という場所にあることから「新街廟」とも呼ばれており、長年にわたって多くの参拝者が訪れています。現在では、中坜市民にとって重要な信仰の中心地であり、「中坜媽」としても親しまれております。 仁海宮は日治時代の皇民化運動において、中坜地方で唯一取り壊しが免れた廟であり続けました。廟の隣にある聖蹟亭は昭和年に再建されており、その特徴的な洗石(せんせき)とバロック風の中庭装飾などが昭和期の建築文化を具体的に示しており、「文化融合の建築遺産」として注目されています。 仁海宮の建築構造は中国南方の伝統的な設計を継承しており、前殿、正殿、後殿からなる3殿式の構造を持っています。山門(正門)は廟の正面に独立した四柱三門の形式であり、豪華で荘厳な雰囲気を生み出しています。2019年(民国108年)には屋根や梁などを整備し、千年の沈香を使用した媽祖の新たなご本尊を納めました。本尊の媽祖の高さは109cm、重量は53kgで、威厳のある仏相を備え、ご本尊に官服を着用したご姿は他に類を見ません。この尊像は、大甲の金身媽祖や宜蘭の珊瑚媽祖に比肩する極めて珍しい存在です。現在では彫刻の梁(ちょうくうのはり)や朱楼の美しい楼閣が復活され、伝統的な百年大廟の風格が蘇っています。 現今、仁海宮では様々な祝祭や民俗行事を取り扱い続けており、毎年3月23日は妈祖の命日、中元節の「盂蘭盆会(ウランボンカイ)」や「水灯節(スイデンゲツ)」、そして11月の「妈祖還朝(かえるまい)」と「巡礼(じゅんれい)」など、多くの信者と観光客を引き寄せています。(图文来源:仁海宮)
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