日本時代、この建物は大渓區事務所の「警察課長官舎」として使用されていた。当時の大渓區は現在の桃園市復興區と新竹県尖石郷を含む広大な区域で、警察課は大渓と山岳部族との関係を司っていた。日本時代から2015年まで、大渓地域の歴代警察課長がここに居住し、建物は良好な状態で保存されてきた。2012年8月29日に正式に歴史建築として登録された。この建物は大渓警察宿舍群の中で最大かつ最も保存状態の良い日本式住宅である。2022年からは財団法人淡海館文教基金會が運営しており、現在は常設展「大渓で歌った少女―フランシー・ウォン(鳳飛飛)物語館」を開催している。(写真・文:大渓木藝生態博物館提供)詳しい来館案内は大渓木藝生態博物館公式ウェブサイトをご覧ください。