故宮晶華(グンファ・ジンハ)―古と今が交錯する食芸の風華を体験
故宮晶華は、故宮博物院本館西側に位置し、故宮が近年提唱する「Old is new(古きは新しきなり)」のコンセプトを延伸させ、故宮の芸術コレクションを料理の命名に取り入れ、古と今が融合した文化的饗宴を実現しています。
唯妙唯肖の「翠玉白菜(翠玉の白菜)」には、桜エビが一匹、見事にコオロギに擬態してアクセントを添え、テーブルに運ばれるだけで驚きと歓声が上がります。上質の豚の後ろ足の肉を煮込み、冷まし、丹念に「肉形石(肉の形をした石)」の外観を彫り上げた「故宮国宝宴」では、故宮の至宝が次々と料理に姿を変え、「白玉錦荔枝」「元朝雲林鵝」「鮮果毛公鼎」「多寶格御点」などと共に九品の食芸エッセンスを構成。文化クリエイティブにより、文物の硬い距離感を消し、人々の生活に溶け込ませています。
建築外観、内装、食器、料理に至るまで文化要素をふんだんに取り入れたこの食芸の殿堂は、五階建て。下から順に、台湾の特色小食、創意ドリンク、広東料理を中心とした中国八大菜系の単品料理、「蘭亭居」を含む十室の個室、最上階の多機能宴会場などを展開し、温かくゲストをお迎えしています。
MFR=Muslim-Friendly Restaurant(ムスリムフレンドlyレストラン)