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詹記鶏の手羽先

2019-08-30
小さな手押し車に20~30種もの滷味(ルウェイ)がぎっしり詰まり、照明に照らされてキャラメル色の香りと艶めきを放つ;あまり明るくない小さなアクリル看板でも、客は屋台の周りをぐるぐると取り囲むように列を作る。独自に調合したレシピで弱火でじっくり煮込んだ滷汁は、手羽先、鶏の足、豚血糕(ブータイコ)、天ぷら(甜不辣)などを煮込み、60年以上も続いている。 看板商品の鶏の足は白羽鶏と地鶏の2種類。人気が高いため他の滷味と混ぜず、それぞれ大きな袋に分けて客が取りやすいよう横に置いてある。地鶏の足は白羽鶏より大きく、皮・肉・筋に弾力がある。濃い色付きのタレだが、素材本来の甘味と旨味を消すことなく、皮はコシがあり肉は柔らかく、骨まで噛めば香る。持ち帰り専用で、付け合わせの酸菜(スアンツァイ)が加わり、味わいは更に深まる。
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