十八観音古道(旧称・八卦山十八寮観音古道)は、彰化県員林市大峰村の大峰巷と麒麟巷の間に位置し、大彰路(県道139号)からアクセスでき、芳苑郷の跳水古道へと続いています。かつては彰化と南投の間で農産物を運ぶ交易路として使われていました。全長約1.54kmで、現在は石段、木製遊歩道、休憩デッキ、ベンチなどが整備されています。沿道には多様な植物が生い茂り、木陰の小道を歩きながら虫や鳥の声を楽しめます。日本統治時代は住民が果物を摘みに通う山道として、また山岳住民が宗教行事の際に通らざるを得ない道でもありました。4〜5月には白いアブラギリの花も見られます。
道のり:1.54km
歩行時間:0.6時間
設備:案内標識、案内板、ベンチ