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慈諴宮

2018-09-12
+886-2-28802972
台北市士林區大南路84號
士林慈諴宮(しぜんじおんぐう)、別名士林まさる宮は、主に天上聖母をまつる寺院で、有名な士林夜市内に位置しています。慈諴宮の前身は、1796年(清嘉慶元年)に地主の何錦堂が土地を寄贈して建てられた寺院で、当時は天后宮と呼ばれていました。1859年(咸豐9年)、漳、泉の械闘が発生し、芝蘭街も被害に遭い、天后宮も焼失しました。旧街が焼け跡になった後、潘永清が中心となり、新たな街の建設を主張し、大多数の住民の賛同を得て、現在の士林新街の下樹林地区に新街を建設することになりました。同時に、街の中心部に寺院の敷地を確保し、現在の慈諴宮の地となりました。 慈諴宮は、平面配置に兩殿、兩廊、兩護龍を採用した寺院で、全体に5つの天井を形成しています。兩殿間は護龍を経由して過水廊で結ばれており、典型的な殿堂式閩南寺院の様式をとっています。第一進の三川殿の屋根は、歇山重簷式の翘脊屋根で、俗称では「太子楼」と呼ばれる形式です。正殿の中門の龍柱は光緒年間に造られたもので、左右の麒麟堵は1828年の作品です。門上の彩絵宮娥や門神である尉遲・秦淑宝は、近代重要な工匠である陳玉峰の作品で、絵仏の細工が非常に精細です。正殿の横には、士林旧街の石壁が残り、昔日の街並みを偲ぶことができます。
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