一般社団法人 耶魯地質公園の第三区に位置する竜頭山の最高点に、1967年に高さ11.3メートルのとして竜頭灯台が設置された。岬の本道から灯台への分岐点がある。ローソク岩をモチーフとしたローソク型のデザインで、世界的に有名な景観を持つ耶魯を補完する存在である。灯台は、福崎灯台と基隆灯台の放射範囲の間に位置し、基隆港の航行機能を強化することを目的としている。清朝以来、岩礁の多い耶魯は船難の多い場所であったが、灯台の設置によりその状況は改善された。灯台の真下からは、広大な太平洋を眺めることができ、遠くに伸びる細長い陸地は金山岬である。灯台の隣には、漁業通信の需要に応えるために設置されたラジオ塔があり、赤と白の鮮やかな色と高さ20メートル以上であるため、よく竜頭灯台と間違えられる。