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野柳保安宮

2024-03-07
886-2-24925659
新北市萬里區港東路69號
ワンリ地区のヤエリウ漁港の隣に位置する保安寺は、開張聖王(鎖州を開いた聖王)を祀り、地元漁師にとって最も敬愛される神と精神的拠り所となっています。村長の口伝によると、神は初期の入植者が海で船を発見したときに訪れました。その船は寺院建設に必要な全ての資材と王侯像を運んでおり、村人たちは神にふさわしい住まいを求め、現在の保安寺の場所を選びました。元々の寺院は小規模で主に石で建てられており、海を越えてきた資材は数度の修繕と拡張の後ほとんど消えてしまいました。残った石の支柱や台座だけが、後世に昔を思い起こさせる記念となっています。ワンリ地域の守護神としての開張聖王の信仰は長い歴史を有しています。毎年旧暦1月15日に行われる「ヤエリウ港浄化祭」は、百年以上前から続く祭りで、民俗文化のカテゴリで登録された少数の無形文化財の一つです。これは「北空灯籠、南蜂巣花火」と並び、ランタン祭りの代表的イベントとされています。その特徴は「水を通り、火を通る」で、四つの主な儀式から構成されています:「海を浄化し水を巡る」「魚が満ちる捕獲」「神が港を浄化する」「神が火を渡る」—台湾の他では見られない、独自の百年の儀式序列です。
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