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少帥禪園

2017-09-30
少帥禪園は北投山脚の林間に位置し、日治時代中期に建設された灰瓦木壁の建物です。元々は「新高旅社」と呼ばれ、当時の貴族や名流が宴会や温泉を楽しむ場所でした。







第二次世界大戦中、日軍は神風特攻隊が出撃前に慰安所として使用しました。光復後の1960年代には、強硬に抗日運動を起こし西安事変を引き起こした張学良夫妻が、当時の蒋介石大統領により拘束されていました。そして、1984年に園は再建され「禪園」として開業し、北投地区の百年にわたる歴史を記録しています。現在は「少帥」をテーマに、景観レストラン「少帥禪園」として改修され、高地に位置するため北投温泉地全域と観音山を眺望でき、夕暮れ時には美しい夕日を楽しむことができます。園内では、張学良夫妻が古くから作り続けた料理を提供し、エコロジー・歴史・景観・食のすべてを兼ね備えた素敵な場所となっています。
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