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早年に大稲埕の江山楼で福州料理の名人が腕を振るう台式手芸を味わったのは、政商名流や文人雅士にとって風流な雅事として何度も語られました。江山楼が徐々に衰退していく頃、福州総舗師の後継者である黄炳森は、正統の福州海鮮料理を携えて歸綏街口で小さな館を開き、今もなお立ち並んでいます。

福州料理の三大特色は紅糟、糖醋、快炒で、味は酸味・甘味・淡味が特徴です。料理名のとおり、店主が自信を持って提供する得意料理は「水蛙」です。養殖された水蛙は肉質が細かく甘みがあります。紅焼、清湯、三杯の調理法があり、味は土雞に近いとされています。
「蛙鮮」を試す勇気がない方は、同じく老福州料理の肉絲炒意麵、紅糟鰻魚、扣肉光餅、三脆油條、醋溜麵、蚵仔豆腐羹を試してみてください。これらは台北に残るほんの少数の正統福州料理で、懐かしい味わいを楽しめます。