蘆竹徳馨堂(ロゥチュク・テツンパウ)は、清朝時代に建設されたミンナン様式の伝統建築物であり、陳氏(チェンシ)が台湾における先祖を悼むための重要なる祀りの中心地である。現在、桃園市政府により桃園市シーテイコーケン(市定古蹟)として指定されている。屋根は秀才(シュウサイ)に限って建立できるとされた燕尾形(エンマイガタ)で、壁面は糯米(ニョクミ)と消石灰(セツセイリュウ)を混ぜたレンガを使っている。また、堂前(ドウゼン)には大きな猫頭鷹像(ネコズラフクロウゾウ)が設置されており、目を引く特徴の一つでもある。