木造の平屋の外壁には、伝統的な布農族(ブノン・チュ)の百歩蛇(ハブ)のタトゥーのような図案が描かれている。屋根の下には野生の猪の頭骨が一続き並べられている。家の中には、かつて布農族の猟人たちが使用した剣、長弓、石斧といった、伝統的な捕猟道具がいっぱいに並べられており、山猪やサキシマカーヌイの頭骨もあり、その数多くが布農族の誇れる記録であり、彼らの優れたハンターであることを証明している。梁の下には黍の穂の一房一房がぶら下がり、これは家主が穀物を蓄える道徳心があることを示している。家の前のパビリオンには、原木の椅子と机が置かれており、ここで家主が来客をおもてなしする場所である。奥の女主人は地元タナンで取れた野菜を得意としており、先住民族特有のニッケイのキクマロンやアラシモロコシなどの食材を使った料理を調理し、訪れた方々に土着の風味を味わわせてくれる。