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中里小学校日式宿舍は、1917年に建てられた日本統治時代の中里公学校の教職員住宅で、国民党政府が台湾に来た後も中里小学校の教職員住宅として使用され、2015年(民国104年)に登録歴史建築物に指定されました。全区は二戸建て日式宿舍一棟、平屋建て日式宿舍一棟、連棟煉瓦建物一棟の三棟から構成されています。中里小学校日式宿舍は中里における近代教育の啓蒙を見守り、日本統治時代の建築技術の研究価値を有しています。場所は中里市中心に位置し、日本統治時代から現在に至る旧市街の発展の流れを反映し、歴史的意義と価値に富んでいます。保存された宿舍群貴重な老木を残し、屋外二階の展望台からは周辺を一望でき、黒い瓦葺きの日本風と赤い瓦葺きの閩南風の屋根が特徴です。中里小学校日式宿舍は2015年に歴史建築物に登録され、2016年に調査・修復計画を完了、2017年7月に修復・再利用工事を開始し、2018年8月に完工しました。文化遺産の修復は通常5年のライフサイクルですが、中里小学校日式宿舍は財産の再配分から修復・運営管理完了まで4年未満でした。民間団体への委託運営中、文化局は中里小学校の職員、環境教育インストラクター、専門展示企画者と協力し、中里小学校で新しい教育展、修復ハイライト展を開催しました。現地では地域カリキュラムや環境教育学習プログラムを統合し、親子読書、絵本読み聞かせ、栄養教育体験を実現しました。中里小学校日式宿舍は一般公募により「ルーシーの小さな森」と正式命名され、親子教育スペースとして位置づけられ、現在は桃園市真善美社会福祉基金會が運営し、読書、絵本読み聞かせ、講座、栄養教育のための機能的スペースを提供しています。親子のふれあいと多面的な学びのための快適で安全な環境となり、中里の日常の家族の思い出、古い写真、オーラルヒストリー、興味深い生活エピソードを集めています。
(テキスト・写真提供:桃園市文化局)