外観は白い2階建ての西洋風建築で、廊柱はギリシャ風、スタイルはアメリカ南部植民地風に似ています。アメリカ大使のランキン、ジャンレード、コークなどは、この建物を公邸として使用しました。1979年に中米断交後、最後の大使が台湾を離れ、建物は正式に閉鎖されました。
長い間放置されていた建物は、1997年2月20日に内務部によって第3種重要文化財に指定され、新たな転機を迎えました。台北市文化局が台湾映画文化協会に運営を委託し、映画文化を中心とした「台北之家」となりました。
光点映画院を設置し、88席を有します。「光点・赤い風船」は軽食を提供する映画サロンで、約50人を収容可能です、毎日午後5時まで一般開放されています。回廊展示館では各芸術作家の作品を展示し、多目的芸文ホールは25坪の広さで約60人を収容可能です。内部には映画関連の本を収めた書架があり、一般の読書や講演、座談会、茶会などを開催することができます。「光点・珈琲時光」は庭園の古木のそばにオープンしたカフェ、「光点・生活」書店は「映画」と「都市」をテーマにした書店です。台北光点は、台北の映画文化に美しい光影を灯しました。