關渡宮は台湾北部最古い媽祖廟で、その歴史は清の順治年間までさかのぼります。開山の石興和尚が福建から聖母を招き、当時は「天妃廟」と称されました。以来、乾隆、道光、光緒年間にかけて何度も整修され、5回目の再建の際に現在の位置に移転しました。石興和尚が台湾に来てから340年以上の歴史があります。
関渡宮の殿内・殿外の石壁、石柱、石獅子には歴史物語が精緻に彫刻されています。関渡宮の祭典は毎年旧暦3月23日で、元宵節と中元節の普渡も年間行事のひとつです。各地から詣でる人々でにぎやかな様子です。香火が賑わうため、関渡宮は不断に拡張され、聖母殿・観音殿・文昌殿のほか、古佛洞や広く渡寺、鼓楼、鐘楼などがあり、広大な敷地を誇っています。
さらに毎年元宵節には、関渡宮では電動花灯が展示され、山下の寺院から山上の後花園まで、大きな小さな灯籠や各地から贈られた精美な花灯で賑わいます。年末の雰囲気を一際感じさせる光景です。そのため毎年この時期には人で賑わい、親子連れで灯籠を鑑賞し平安を祈願します。未来の一年が順調に過ぎると願います。
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台北市の関渡宮は300年以上の歴史を持ち、主に天上聖母媽祖を祀っています。北台湾地域で最初の媽祖廟として知られ、天上聖母媽祖や各神明への参拝のほか、多数の貴重な古代遺物や豊かな寺院建築芸術を鑑賞することができます。大屯山と観音山の気脈の交点に位置し、淡水河と基隆河の流れを見渡せ、風光明媚な景色が一目にわださいます。特に夕陽の残照が広大な景観を彩り、壮大な光景は見る者を驚かせます。
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