台湾の初期、物資が乏しい時代、茶農家たちは肥料袋や小麦粉袋を再利用して大型の茶袋を作っていた。このギフトボックスは、そんな麻袋をミニチュア化したもので、日本統治時代に設立された農業協同組合の歴史の刻印や、三峡の芸術家・李梅樹による銘茶広告を刻んでいる。中国とアメリカの協同でつくられた小麦粉袋のパッチワークは、三峡の茶の歴史と地域独特の茶の特徴を縫い合わせている。三峡の最上級碧螺春茶を用いた茶袋と茶ロールは、三峡茶郷の精神を引き継ぎ、香り高い文化と粘り強さを次世代へと伝える象徴である。(ゴールデン三峡フード有限会社)