aeeble

account_circleログイン

翁山英の旧宅(九份茶坊)

2025-09-24
886-2-24969056
新北市瑞芳區九份基山街142號
九份というかつての黄金の山の町が再び世界の注目を集める中、九份初の茶芸文化を取り入れた茶樓(茶館)が登場し、「九份に行ってお茶を飲む」というレジャーブームを巻き起こした。「負けるもんか」という気持ちが働き、次々と登場した同業者はそれぞれの工夫を凝らし、九份という小さな炭鉱町に、個性豊かな茶樓が二十数軒も軒を連ねるようになった。翁山英の旧宅は現在、九份茶坊として利用されており、基本的には元の空間レイアウトを保っている。建物自体は石造りに木構造を組み合わせたもので、外観は質素で、前面は1階、背面は2階建て。室内空間は概ね原形をとどめ、変化に富み、伝統的な建築の空間構成が残されている。現在の修復部分は空間の活用に巧みな工夫が施され、元の特徴を保ちながらも建物自体の柔軟性を高め、100年以上の歴史を持つこの建物が、今なお独自の風情を見せている。
画像
評価
関連リスト
コメント