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看板のてんぷらはもちもちと柔らかく、大根はしっかり煮込まれて甘味がじんわりと染みていて確かに美味しい。キャベツ巻きは特に絶品、シンプルなキャベツだが、さっぱりとした甘みと歯ざわり、そして野菜の香りがぎっしりと詰まっている。店の醤油と味噌で作られたタレは風味が良いが、すべての具にかけると味が濃くなりすぎるため、調味料・タレは全て客が自分で加減できるようにしてもらいたい。まずは素の味を楽しみ、次にタレをつけ、最後にスープを飲み干す――これがてんぷらを味わう理想的な三ステップである。