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鹿港天后宮（国の文化遺産に指定）は、明の末・清の初めに創建され、清の雍正帝3年（1725年）に移転された。台湾で唯一、湄洲祖廟の開基聖母である媽祖のご神像を祀る廟宇である。鹿港天后宮から分霊・分香を受けた主要な廟宇には、北港朝天宮、麦寮拱範宮、朴子配天宮、彰化天后宮などがあり、国内外で2千を超える廟宇に及ぶ。信者は台湾各地に広がり、参拝者が一年中絶えることはない。