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永和保福宮は主に保生大帝を祀っており、大龍峒保安宮から分霊されて200年の歴史を持ち、香火は盛んであり、双和地区の信者が安泰と幸福を祈り、心を静める神聖な場所である。民国100年に再建され、建築は重簷歇山式の廟構造で、宮殿の頂きの剪花アート、廟内の藻井木雕アート、龍柱の石彫刻、殿内の壁面絵画はすべて生き生きとしており、細部まで精巧に作られている。濃厚な文化芸術価値を展開している。永和区の初期の移民は多くが泉州人であったため、保生大帝を篤く信仰しており、当時の永和住民が保生大帝を祀るには台北市大龍峒保安宮まで歩いて行かなければならず、道のりは遠く、当時は橋も架かっていなかったため、住民は水を渡らなければならなかった。そこで永和住民はあちこちで資金を集め、ついに建廟基金を調達し、保安宮の保生大帝を永和保福宮に分霊した。