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1953年、若い夫婦の洪炳堅と洪許俸が、福佑宮（媽祖廟）の左側に最初の店をオープンしました。毎日朝5時になると、小さな店は買い物客で混雑し、淡水魚港から直接仕入れた新鮮な魚を、熟練の職人が余分な鰓片や魚鱗を取り除き、様々な独自のレシピで調理しています。例えば、ほうれん草の魚丸、DHAとカルシウムを添加した栄養豊富な魚のせんべいなど、どれも人気があります。徳裕の魚の練り製品は特に人気で、淡水の老舗「阿給」でも指定の原料として使用されています。 紅楼を引き継ぎ、淡水の古き記憶を守る 1963年、徳裕の洪家が淡水の有名なランドマーク「紅楼」を引き継ぎました。財閥が積極的に開発を進める中、洪家は「紅楼」の歴史的価値を守ることを決意し、1999年には元の姿を取り戻すことを原則として、19世紀末に建てられ、3つの世紀にわたって存在する「紅楼」を、渡船頭の半山上に佇む姿で維持しています。 徳裕を訪れたら、魚丸や魚のせんべいを買うだけでなく、店の横の路地の階段を上がって、赤レンガの建築の美しい景色を楽しみ、淡水で育った老舗のこだわりを感じてください。