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優霞雲滝、ガガ生態池

2025-10-22
886-3-3322101
小雲村のタヤル族の長老たちは、こんな伝説を語り継いでいる。池に悪魔が潜むという。底知れぬ青緑の水、よみがえる水草、謎めいた鳥や獣の出現が、人を惹きつけるオーラを放っている。祖霊に祝福された滝は、敬意をもって接すれば無事に訪れることができる。果てしなく好奇心旺盛なら、地元民の秘宝「ユーシャユン滝」と「ガガ生態池」を必見リストに加えてみよう。小雲小学校の入口からクージー路をまっすぐ400mほど進むと、小雲村の本物の生態池が姿を現す。幽霊めいた印象とはほど遠く、見た目はまるで九寨溝のようだ。展望台に立つと、ヒナゲシ、ガマ、カサソウ、センジュガンモウ、微生物が織りなす夢のような水色が浮かび、水中の至宝が見える。生態池は伏流水と雨水をたたえ、冬に干上がっても雨が降れば瞬く間に水草が息を吹き返す。遠くの車の轟音を除けば、鳥の声と虫の音が自然のBGM。原生のまま保たれた池は、カエル、爬虫類、鳥を宿し、まさに小さなエデン。4~5月にはホタルが神秘に光り、見る者を魅了する。生態池の横のクージートレイルをさらに10分ほど進み、プラットホーム近くの木道へ。20m歩くと標高約600mのクージー渓流中流に「ユーシャユン滝」が現れる。名前はタヤル語で「生命のゆりかご」を音訳したもの。静かな生態池とは対照的に、木道を進むにつれ轟音が近づき、滝の存在感が高まる。展望台に立てば、迫力ある水しぶきを間近に感じ、マイナスイオンあふれる森の浴場で心も体もリフレッシュできる。
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