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指南宮

2018-09-04
+886-2-29399922
台北市文山區萬壽路115號
指南宮は、台北市文山区の指南山麓に位置し、1890年に淡水知県王斌林が山西永楽宮から分霊を台湾に迎え、創建された。もとは茅草で構成されていたが、前賢の心血と設計、修復や拡張を重ねて現在の規模になった。 指南宮の主祀神は、呂洞賓(じょとうひん)で、正式名称は「孚佑帝君」といいだが、民間では「仙公」や「呂祖」として知られている。呂祖は唐代の人で、詩書を渦巻くほど読み、進士に合格し、県令を務めた。道を敬い、正陽祖師の鍾離権(しょうりけん)に遇い、黄粱夢によって点化され、石を金に変える試験を受け、心法を伝授され、大道を成し、仙班に列した。しかし「世人の済度」を掲げた宏願から、民間では「世を救い、人を度る、難を解き、厄を救う」として顕現し、多くの民間で愛される神跡話を残した、道教の仙人として最も民衆に親しまれる存在である。 宮殿の敷地は広大で、古木が天を支え、深い影を落とす。宮域内には純陽宝殿、凌霄宝殿、大雄宝殿、大成宝殿の4つの主要な殿堂があり、主な殿堂は山に沿って建てられ、荘厳で壮大な建築である。建築材は堅固な青斗石を多用し、一部の殿堂は銅瓦で覆われており、千年を越えても持ち堪える。純陽殿と凌霄殿の間には長廊が続き、庭園や池、台所などが点在し、四季折々の花が咲き乱れ、空気は清新で、台北市の遠近景色を一望できる「天下第一霊山」と謳われる。さらに、各種の大型宗教行事や国際的な道教伝播活動を頻繁に開催し、名は広く知られている。 猫空ロープウェイの開通後、交通の便も向上し、いつでも訪問者を迎え入れる準備が整っている。
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