台湾のレストランの料理と母が作った料理とは違うように、母国料理の伝統を台湾の食卓に届けたいという思いがあるんです」と、オーナーのペギーさんは話します。インド南西部の定番のシーフード料理を取り入れつつ、幼少時に母親や祖母から教わった家族伝承の秘伝ソースを、さまざまなカレーに活用し、無限に味わいを変化させています。台湾に来てから17年になるシェフのジョセフ・ヴァズ氏は、4つの唐辛子で辛味のレベルを調整し、スパイシーさを多層的に表現。それによって、辛さが苦手な台湾のお客様でも楽しめるよう配慮しています。カレーだけでなく、豊富なバリエーションを持つ焼きチョップも同店の人気メニューの一つで、異なる部位の肉に豊かなスパイシーな香りを引き出し、柔らかくプリプリとした食感で多くの客に支持されています。